師である横内敏人先生から
素敵な作品集を贈っていただきました。
今回の作品集は、「庭と建築」をテーマにまとめられ、
あとがきには、これまでの人生のあゆみや、出会いなども綴られており、
本作品集は、横内先生そのもののように感じました。
「庭と建物」が一体的に切りとられた写真はどれも美しく、
写真から伝わる、木々の青さや匂いとともに、風を感じ、
ゆったりとした時間の流れを感じます。
庭と建築とを一体的に設計することで生まれる豊かな環境は、
日本人の心の奥深くにある意識に、やさしく語り掛けるようです。
コロナ禍の今、
ライフスタイルや家に対する価値観は大きく変化しています。
そんな中、庭と建築をテーマにした作品集ができたことは、
何か不思議な縁を感じます。
書店にお出かけの際は、手にとって、感じていただけたらと思います。
『NIWA HOUSE ― Houses Designed by TOSHIHITO YOKOUHI-』/ 学芸出版社