『囲い庭の家』の唐紙選びに、
京都修学院の「唐長」さんへ行ってきました。
「唐長」さんは、江戸時代から唐紙を作り、
約400年続く日本唯一の唐紙屋さんです。
今もその伝統を守り続け、二条城や桂離宮をはじめ、
多くの重要文化財保存にも尽力されています。
今回は、11代目当主に、唐紙選びにご協力いただきました。
唐紙選びは、光の入り具合により柄の見え方が変わりますので、
完成をイメージしながら、建て主さんと一緒に選んでいきます。
貴重な作業場や、先祖代々受け継がれる大切な版木なども見せていただき、
歴史の重みや日本の伝統に触れる貴重な時間となりました。
建て主さんも、今から和室の完成を楽しみにされていました。
作業場にて実際の唐紙を見せていただきました
数多くの唐紙から候補を選び
数点に絞りました
作業場の様子
600枚以上に及ぶ版木が保存される
幾度の大火から、
奇跡的に守られた江戸時代の版木