6月19日発売の「住宅建築」500号 にて、『高床の家』が紹介されました。
今回紹介された作品は、「雪害」に対応した住まいです。
近年、10年間で800人を超える方が、「雪害」により命を落とされており、けが人を含むと、さらに多くの方が被害に遭われています。
『高床の家』では、建築的な手法や工夫を凝らすことで、「雪下ろし、雪かき、雪囲い」といった雪国での重労働を取り除き、家を傷める「雪庇、結露」などの対策も試みています。
また、近年多くの方が、台風や集中豪雨、土砂災害などの「水害」に遭われていますが、『高床の家』の1階部分を木造から鉄筋コンクリート造に変えることで、河川沿いや高潮のおそれのある沿岸部の家にも、適応できると思っています。
家づくりの参考に、少しでもお役にたてれば、幸いです。
高床式住宅に近似した佇まい。
1階のピロティ部分は駐車場、室内は玄関と倉庫のみとし、居住スペースはすべて2階に配置している。
雪が積もった時の断面イメージ
雪下ろしの基準を記載した表示板を建物に据えつけます