季節外れの寒波が終息をみせた頃、「高床の家」の建築主から写真を送っていただきました。
室内から見る雪原の春日山城の風景は、息をのむほど美しく、
雪が積もった家の姿は、建て主の日常を力強く守っているようです。
この家は雪害に対応した家ですが、家としての役目をきちんと果たしていることが、写真からも伝わってきます。
情熱を注ぎ、想いを込めて一生懸命に家を設計すると、出来上がった家が
自分の分身のように感じます。
引き渡しの時は、娘を嫁に出す父親の想いです。
春には、桜が室内をピンク色に染めます。